家主が敷金を返金しない場合の対処
家主が敷金を返還しない場合、姿をくらましていないなら外堀から埋めていきましょう。その前に反省です。
そもそも、何故、敷金の問題が生じたのか？
不動産業者と借主（自分）とのあいだで、常識が異なるから。契約書に不備があった。自分の落ち度、見落とし…など、理由はいろいろあるはずです。
では、再発を防ぐには何をすればいいかメモしておきましょう。
まず、敷金の一般常識を納得させます。契約書に、「返還しないものとする」と書かれていて、あなたがそれを認めたうえで借りているのなら（契約している）、覆すのは難しいです。物件に致命的な落ち度がある場合や、知っていたら絶対に賃貸しなかったという証拠が必要です。
不動産業者は家主の代理のような立場におさまっているものですが、大抵、管理しか任されていません。それ以上のことになると、家主に聞いてみないと分からない、と連発するものです。
さて、ここからテクニックなのですが、家主から返還してもらえないなら、不動産会社から返還してもらい、後は家主と不動産業者のあいだでやり取りしてもらうように話を運んでしまう方法もあります。
不動産業者のほうが家主より思考が柔軟だったというケースもあるので、外堀（不動産業者）から埋めるようにしていく、というのも手ではあります。
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